おたふく風邪 顎下腺

おたふく風邪の特徴は耳下腺や顎下腺の腫れ

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毎年冬から春にかけて幼稚園や小学校などで流行するおたふく風邪は子供がよくかかる病気として知られています。
正式名称は流行性耳下腺炎といい、麻疹ウィルスの一種のムンプスウィルスによって起こる病気です。
発症すると耳下腺や顎下腺が腫れることが特徴で、おたふくのような丸顔になることからおたふく風邪と呼ばれています。
症状は耳下腺と顎下腺の腫れのほかに発熱や咳、鼻水などがあります。
顔が腫れるので風邪と区別しやすく、子供の場合は感染しても重症化することはほとんどありません。
たいていの場合熱は2、3日で下がり、1週間ほどで顔の腫れも引きます。
しかし唾液や感染者との接触により感染し、感染力が非常に強いのでおたふく風邪にかかったら学校などは休み自宅で療養することになります。
潜伏期間が2〜3週間と長いことも特徴で、潜伏期間のあいだにも感染することがあるので注意が必要です。
一度かかると体内に抗体ができるので二度とかかることはなく、成人の8割以上が抗体を保有しているといわれています。

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おたふく風邪はウィルス性の病気のため抗生剤での治療ができません。
今のところ特効薬も存在しないので解熱剤や痛み止めで症状を緩和し様子を見ることになります。
耳下腺や顎下腺が腫れて痛むときには冷やすことで痛みを和らげることができます。
保冷剤や冷却シートを使って患部を冷やしてあげましょう。
また、腫れのせいで噛んだり飲み込んだりすることが苦痛になり食欲が落ちることが多いようです。
噛まずに食べられるスープやゼリーなどが栄養や水分の補給に向いています。
オレンジジュースなど酸味のあるものは刺激になるので避け、穏やかな味のものを選びましょう。
子供が感染した場合にはそれほど心配のいらないおたふく風邪ですが、成人男性が感染した場合は合併症に注意が必要です。
成人男性がおたふく風邪にかかると3割程度が睾丸炎を発症します。
睾丸炎とは睾丸が炎症を起こす病気で痛みと腫れが主な症状です。
重症化するとまれに無精子症を引き起こします。
ほとんどの場合は片方の精巣だけがダメージを受けるので不妊にはなりにくいのですが、不快な痛みは1ヶ月程度続くこともあります。
抗体を持っていない人は予防接種などで対策をすることをおすすめします。

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