風疹 おたふく風邪 違い

風疹とおたふく風邪の違い

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風疹とおたふく風邪は、いずれもウイルスによる感染症で強い感染力を持つ病気です。
潜伏期間がいずれも長く、気付かない内に感染を拡大させてしまう点や咳やくしゃみから感染してしまう点で良く似ています。
いずれもウイルス感染による病気なので特別な治療は必要無くしばらく安静にする事で治癒します。
しかし、風疹とおたふく風邪は、ウイルスの種類が違うまったく別の病気です。
合併症や対処法も異なるので判別する事が大切です。
分かりやすい違いは主に二つあります。
一つ目は、症状の出方の違いです。
風疹では、発熱と共に全身に細かく赤い発疹がたくさんできます。
熱は高くない事が多く、発疹は上半身から下半身に広がり次第に消えていきます。
体の節々が腫れ、首も大きく腫れる事があります。
一方、おたふく風邪では、発疹は出ず、咳や鼻水といった風邪症状が先に現れ、発熱と共に両耳の下が大きく腫れます。
比較的高い熱が出て、腫れは押すと痛みを伴うのが特徴です。

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二つ目は、合併症の違いです。
妊婦が妊娠初期に風疹にかかると胎児も感染してしまい、目の先天性疾患や心臓の奇形等の重い障害を負ってしまうリスクが高まります。
また、女性が風疹にかかると関節炎を引き起こす事が多いです。
その他、血を固める成分が減少し血が止まりにくくなる病気を引き起こす事もあります。
一方、おたふく風邪にかかると、脳や脊髄を覆う膜の炎症を引き起こしたり、耳に障害を残したり、精巣や卵巣の炎症を起こしたりします。
おたふく風邪の方が、比較的合併症が多く後遺症を残す可能性があるものが多いのが特徴です。
典型的な症状や合併症が見られず、判断に迷う場合は血液検査を行う事で確定診断が可能です。
園や学校、勤務先等、周辺の流行情報をキャッチし、受診の際に話す事で診断の決め手になる事もあります。
また、どちらの病気も予防接種で高い確率で予防が可能です。
風疹の予防接種は、現在受けることが必須とされ、1歳を過ぎた頃と小学校入学前後に接種される方が多いです。
おたふく風邪は、任意接種ですが予防だけでなく重症化や合併症も防げるとされ、近年接種される方が増えてきています。

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